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  • 執筆者の写真neu soeda

胸腺

『胸腺』という器官ご存知ですか?


場所は胸部の肋骨裏側

免疫細胞『T細胞』という

特別な白血球

(←体内のエリート免疫細胞)

を産生しています


骨髄内で『リンパ球幹細胞』産まれる

1部『胸腺』へ

『T細胞』へ成長

全身へ

•キラーT細胞

•ヘルパーT細胞など


なんと胸腺に送られた

細胞の5%だけが

T細胞になり

残り95%は

食細胞に食べられてしまう

まさにエリート細胞の育成

免疫の中心器官なんです!


しかし

しかしです


『胸腺』は

『最も老化の早い器官』


生後2ヶ月ぐらいより発達をはじめ

生後2〜3年で最も発達

思春期ごろが最大重量(30〜40g)となり

成人以降は脂肪化し萎縮

老後には痕跡しかない。。。


そんな儚い器官『胸腺』


ストレスにとても弱く


子どものころに継続して

充分な栄養がとれていない

強いストレスにさらされる


すると萎縮が早まり


体内で戦ってくれる

強い免疫細胞の数が少ない

病気がちな大人になってしまう事も


残念なことですが

法医学的に

虐待が疑われる場合

胸腺の萎縮も判断に入るようです


子どもたちの笑顔って

見てるだけで

こっちも笑顔になりますが


子どもたちも

免疫細胞を活性化して

将来の健康な

からだづくりをしてるんですね!


子どもたちにとって

優しい環境•社会に

なっていきますように


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